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継続MASについて

TKCの継続MASシステムとは、会社の経営計画書を作成するシステムですが、それだけではありません。

[経営の問題点をスピーディーに発見]
財務システム(FX2・FX4クラウドなど)との連動による予算・実績連動で差異分析を容易にして、いち早く問題点とその原因が発見できます。

[利益計画以外のことにも対応]
予算立案に際しても、短期経営計画と中期経営計画どちらからのアプローチも可能です。 さらに、利益計画だけでなく、その結果としての貸借対照表がどうなるか、その間のキャッシュフローは確保されるかまで、瞬時に計算し提供します。

しかし「先が読めないから目標が決まらない」「計画を立てても思い通りに行かないから意味がない」「何から手をつけていいのかわからない」などと思っている経営者も多いのではないでしょうか。
安心してください!当事務所では継続MASシステムを使い、経営計画の完成まで経営者をフォローします。だから、現在ほぼ全てのお客様にお使いいただいております。

【経営計画を薦める3つの理由】

企業にとっては不可欠なツール
経営計画は会社を進むべき方向に導いてくれるツールです。例えば、散歩のついでに富士山の頂上に立てるということはあり得ません。経営も同じです。社長の夢を実現するには経営計画が必要なのです。
また、仮に現在の経営状況が思わしくなくても、抜本的な改革により将来は黒字経営にもって行けるというような場合があります。その時には実効性のある5ヵ年程度の中期経営計画を立てることで金融機関からの資金援助を受けられるケースもあります。
一方、これから事業を始めようという場合も経営計画は有効です。標準的な利益率や標準的な生産性、採算性、維持すべき財務健全性など、経営のコツとツボを押さえる為にも予算を立てる必要があります。
企業とは、「業(なりわい)を企てる」と書く所以なのです。
金融機関が重視している
現在、金融機関に融資の依頼をすると必ずと行ってよいぐらい経営計画書の提出が求められます。これは当然のことで、金融機関は融資を実行したらお金を返済していただかなければなりません。将来のビジョンを描けていなければ、融資をするか否かは判断できないのです。
P-D-C-Aサイクルを社内に確実に
   取り入れる
計画を立て(Plan)、実行し(Do)、検討し(Check)、次の手を打つ(Action)という、P-D-C-Aサイクルを社内でまわすことが企業経営では大切です。 行き当たりばったりで業務をまわすよりも、はるかに多くの経験則が蓄積されます。
継続MASシステムはP-D-C-Aサイクルに沿って構築されているので、確実に社内へ取り入れることができます。
次の計画を立てるときに、1年前と比べると経営者や管理者、現場も成長しており、より高い目標設定ができるようになります。

【継続MASシステム導入のために用意するもの】

下記の5つの質問の答えを用意してください

1.いくら経常利益を出したいですか?
2.売上の増減は何%ぐらいですか?
3.限界利益率(粗利益率)は何%ぐらい見込めますか?
4.従業員の給与の伸びは何%ぐらいですか?
5.従業員数は何人増減しますか?

これだけで必要最低限の来期経営計画が作成できます。
また、詳細な事業計画がある場合は、それを基本予算に加算減算していきます。

その他、経営計画の作成に必要な過去3期の趨勢データと同業黒字他社の統計データは、私達がTKCのデータベースから受信して用意します。

【継続MASシステムの進め方】

STEP1
現状把握と同業者比較で会社の今を把握

過去3期の決算数値を並べて比較し、業績がどのように推移しているかを検討します。
これによって外部環境の変化、企業内の変化を振り返り、成功要因あるいは業績悪化の原因分析ができます。
次に、同業者で黒字の企業の平均的な財務諸表を自社と同じ規模に変換し、自社の決算値と比較します。これによって財務データから見た自社の強み、弱みが分かってきます。

STEP2
現状を把握して予算を立てる

ここでいよいよ上記で記載した「5つの質問」の登場です。
この質問は、社長がお考えください(Top Down)。なぜなら社長の夢に日付と数字を入れるのが経営計画であり、予算であるからです。経営は社長の望む以上にはなりません。
ここで1つ我々からアドバイスがあります。「1.いくら経常利益を出したいですか?」はいろんな考え方があります。会社の規模やキャッシュフロー、成長目標などから客観的に算出することができます。またこの時、社長の夢に対して現場から上がってくるストレートな声も大切です(Bottom Up)。
Top Downで作った数字とBottom Upで作った数字を粘り強く擦り合わせをして現実的な予算(目標)を立てるために、予算会議を開催します。
この会議により業務プロセスを見直すことができ、新たな売上の創出やコストダウンなど、業績アップにつながります。
また、この会議により現状把握に対する共通認識ができ、危機感を共有することができます。そして目標設定の過程を共有することで達成意識が高まり、目標を社内の共通言語で語り合えるようになるなど様々な効果があります。
会議の結果、年度予算ができたら季節変動などを加味し、月次予算に落とし込んでいきます。

STEP3
立てた予算と実績を比較し達成を目指します

事業年度が始まったら、業績検討会を毎月開催します。この会では、まず精度の高い月次決算を組みましょう。次に、月次予算と実績を比較します。大抵は良くも悪くもギャップが生じます。そしてギャップが生じた原因を分析し、次のうち手を考えていきます。
大きな目標に辿りつくためには、振り返りのない闇雲な経営ではいけません。目標を細かく刻み(月次予算のこと)一歩一歩確実に達成していくことが必要なのです。また、経営環境の変化を見極めることで時には計画を見直すことの是非も検討しなければなりません。

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